一般的な近視の場合、メガネでは視力を戻すことも進行悪化を予防することもできません。
しかし、近い将来もしかしたらメガネをかけるだけで、近視を治すことができるようになるかもしれません。
それが「クボタメガネ」というものです。
◇「クボタメガネ」とは?◇
このブログでも何度もご説明してきましたが、近視が進行する原因の一つに「眼球(眼軸)の延長」があります。
通常の眼球よりも奥行きが長くなってしまうことで、焦点が網膜の手前にずれてしまうのです(下記画像参照)。
眼軸が伸びる原因としてハッキリと確定できたものはありませんが、候補の一つに「焦点が眼球の後方にずれる」ということが言われています。
眼球の後方にずれている焦点を合わせようとして、眼球自体が伸びていくというもの(下記画像参照)。
現在開発が進められている「クボタメガネ」は、メガネに装着されているLEDから網膜前方に映像を映し出すことで、眼軸の長さを短縮することができる、ということのようです。
現時点ではデータが少ないものの、1日1時間~2時間ほどクボタメガネを装用した後に眼軸長を測定したところ、若干の眼軸縮小がみられたそうです。
ただ、まだまだデータが少ないので更なる検証中、ということでした。
クボタメガネで本当に眼軸の縮小ができるならば、これは本当にノーベル賞ものの発明なので期待したいところですが、ネット上では賛否両論といった感じのようですね。
個人的には「焦点が当たる地点を操作することで眼軸の更なる延長を抑制する」という話なら、十分ありうる話だと思うのですが、それが眼軸の縮小にまで至るか?と言われると正直???な印象です。
また、ネットで見たクボタメガネの記事インタビューの中で、社長自ら「一旦のびた眼軸は戻せない」と言っているものがあって、どっちやねん!とPC画面にツッコんでしまいました。
その謎を探るべく我々はアマゾンの奥地へと向かった・・・・ということは決してありませんけども。
・・・おふざけはさておき、実際のところはくどいようですが今後の研究発表次第、としか今は言えないと思います。
◇お値段・ビジュアル面は?◇
現時点で明確なものは発表されていませんが、およそ10万円前後の金額にはなるようです。
且つ、今完成しているプロトタイプのメガネは、見た目が完全に勉三さん※です。
※アニメ「キテレツ大百科」に出てくるキャラクター。詳しくはこちらを。
実際のクボタメガネをかけた見た目は、こちらの「JBpress」の記事をご覧ください。
あくまでもプロトタイプなのできちんと製品化された暁には、もう少しまとも・・もとい、きちんとした見た目のメガネになっていることでしょう。
というか、そうでないと売れませんて!
このクボタメガネに関しての新たな情報が出ましたら、このブログでもご紹介していく予定です。
よい情報であることを願います。
参照ページ:
JBpress「『クボタメガネ』は近視のない世界を実現できるか?」
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