いろいろな”視力”

「視力」とは「で物体を識別できる能力のこと(Wikipediaより)」ですが、その視力にもいろいろな種類があるのをご存知ですか?

今回はその「いろいろな視力」についてご紹介しましょう。

 

 

 

〇静止視力(せいししりょく)
「静止している物を見分ける能力(コトバンクより)」

⇒これは一般的な視力検査で行なっている、視力検査も静止視力に当てはまります。

これに対するのが、次にご紹介する「動体視力」です。

 

〇動体視力(どうたいしりょく)
「動いている物を見分ける能力(コトバンクより)」

⇒静止視力とは違って、動いている視標で測る視力のことです。

横方向の動きを認識する視力と、前後方向の視力を認識する視力とあって、どちらもスポーツに関する能力に大きく影響があるといわれています。

とある研究によると、静止視力が1.2の場合、時速50㎞で0.7に低下するそうです。

一般的に静止視力が低いほど、動体視力の低下が大きくなるようです。

 

〇瞬間視力(しゅんかんしりょく)
「短時間(一瞬)で見た数字や図形やイメージなどの映像情報を把握し、脳に残す能力(All About 健康・医療より)」

⇒見たものを一瞬で記憶する能力でもあるため、視力というよりも記憶力に近いものがあるかもしれません。

瞬間記憶能力とか、そんな感じもあるのでしょうか。

瞬間視力も、静止視力が低いとそもそも見えないわけで、静止視力が関係しているといえるでしょう。

 

〇周辺視力(しゅうへんしりょく)
「外界の対象を,網膜の中心部 (中心窩と呼ばれる) からある程度以上離れた網膜周辺部で見ること(コトバンクより)」

⇒”ちょっと何言ってるかよくわかんない”という感じですが、簡単に言うと「視野の広さ」と考えてもらえると良いかと思います。

何かものを見たときに、見ているもの以外もぼやけた状態ではあるものの視界には入っていますよね。

この見ているもの以外のものがどれだけ目に入っているか、が視野と言えます。

人間では一般的に両眼で左右120度くらいと言われています。

 

〇深視力(しんしりょく)
「立体感や遠近感を見分ける目の能力(コトバンクより)」

⇒大型免許の取得の際に必要な視力で、左右の目をきちんと使えている(両眼視機能)か、がわかります。

病気やケガなどで片目を失明している場合や、左右の視力の大きな差がある場合(不同視)では、深視力は低くなってしまいます。

 

不同視でも、メガネやコンタクトレンズで左右の視力を整えられれば、深視力は問題なくなる場合も多いです。

小さい時の不同視で、弱視が残ったりすると、両眼視機能が育たずに深視力も出なくなる場合もあります。

ちなみに両眼視機能がないと、3D絵本なんかも浮き出て見えなくなってしまいます。

 

〇遠見視力(えんけんしりょく)
「遠距離(一般的には通常5m)で行なう視力検査」

⇒いわゆる普通の視力測定です。

5mという距離で行なうのが一般的ですが、3mや2.5mという距離で行なう場合もあります。

私見ですが、近視の場合に2.5m・3mで視力を測定した場合、5mで行なった結果よりも10~20%ほど高い結果になる傾向が見られます。

 

〇近見視力(きんけんしりょく)
「30㎝の距離で行なう視力検査」

⇒通常の視力検査とは違って、「どれだけ近くにピントが合わせられるか」という検査です。

一般的に軽~中度近視が一番高く、遠視や老視は近見視力が低くなります。

老視の影響や、調節障害の確認で行なうものです。

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