目に当てるだけで視力が回復するという、超音波治療器。
京阪視力回復アカデミーでもソニマックという機器を導入しています。
ソニマックの他にはフタワソニック・アイパワー・ミオピアといった機器もあるようですが、実際のところどうなのでしょうか?
◇超音波治療器の効能・効果は◇
超音波治療器ソニマックを製造・販売している「大日技研株式会社」さんのパンフレットには、以下のような効能・効果が記載されています。
【偽近視(調節緊張)の抑制又は緩解】
【目の血行促進・網膜の解像力の増加・眼筋や自律神経の刺激・末梢神経の機能改善など目の疲労回復や健常化】etc…
ものすごくザックリ言うと「超音波でピント調節の筋肉をマッサージする」というのが超音波治療器の効果です。
長時間近くを見た事による目の疲れは、ピント調節の筋肉に一時的な緊張状態の持続を発生させることがあります。
例えば長時間のPC作業などの後、いつもより遠くが見えにくくなった経験はありませんか?
これが筋肉の緊張状態の持続で、近くにピントが固定され遠くがボヤけて見えるのです。
◇超音波治療器で筋肉のトレーニング?◇
イメージ的には、肩こりで硬くなった肩の筋肉や、変な姿勢で腰が痛くなったような状態が近いと思います。
これを改善するためには、筋肉のマッサージやストレッチ的なものを行なう必要がありますが、超音波治療器はマッサージ効果はあっても、それ以上の筋肉の運動効果は難しい所があります。
マッサージ器は筋トレにならないようなものですね。
そして、超音波治療器の最大の効果が、パンフレットにある「偽近視(調節緊張)の抑制又は緩解」です。
これはソニマックだけでなく、フタワソニック・ミオピアなども同様の記載があります。
”偽近視”とは、俗に言う”仮性近視”のこと。
仮性近視とは本当の近視になる前段階の、一時的な近視状態のことで、目の疲れによる部分が非常に大きい状態です。
つまり超音波治療器は目の疲れをとる効果がメインである、ということです。
もちろん、目の疲れを取り除くことは視力回復にとても大切なことですが、目の疲れをとるだけで大幅な視力の回復が可能か?と言われると、う~んという感じですね。
◇超音波治療器の視力回復効果は・・・◇
そのため、我々は【超音波治療器による視力回復には限界がある】と考えています。
ここで誤解しないでいただきたいのが、”全くやっても意味がない”という訳ではないということ。
きちんとした医療機器で、初代機開発から50年以上副作用の事例も出ておらず、使用するのとしないのとではどちらがいい?と聞かれれば、間違いなく「使った方が良い!」とお答えします!
超音波治療器でも他の機種のことはわかりませんが、大日技研株式会社さんの「超音波治療器ソニマック」に関しては、使用された方からも「目が楽になった!」という声もたくさんいただきます。
また目の疲れが取れることで、わずかながら屈折度数の軽減に一役買っている印象もあります。
ただ、「トレーニングと超音波治療器、視力を回復させやすいのはどっち?」と言われれば、「トレーニング」と思っている、ということです。
京阪視力回復アカデミーでは、超音波治療器の無料体験もできますので、ご希望の方は下記のお申込みフォームからどうぞ。
超音波の話、次回に続きます。
参照
ソニマック製造元 大日技研株式会社HP「ソニマックの効能・効果」
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