パナソニックはバルセロナを拠点とする企業Biel Glassesと共同で開発を進めている、視覚障害者向けのスマートグラスのプロトタイプを発表しました。(上記画像参照)
これは緑内障や網膜色素変性症などの眼病により失われた周辺視野を画像処理し、自分自身での移動をサポートするものです。
そのため全ての視覚障碍者向けという訳ではないようです。
ただ、ズーム機能やコントラスト・照明への対応なども調整できるようなので、視野喪失以外にも適応はありそうです。
且つ消費電力も少なく軽量という事で、装着時の負担も最小限になっている、とのこと。
これが実現化すれば、対象の方には非常に手助けになるでしょう。
気になるところを一つ挙げると・・・皆さんもそうだと思いますが、見た目!!
あくまでプロトタイプなので、このままでいくわけは無いでしょうけども、正直この状態で外出はかなり厳しいです。
SNSに出まくりそう。
これを見て昔のマンガの敵キャラクターを思い出した方は、筆者の同士です。
IT技術の進歩はすさまじく、このようなスマートメガネだけでなく、スマートコンタクトレンズも開発されています。
まだ実現には至っていないようですが、失われた視覚を科学でサポート出来たらとても素晴らしいことですね。
しかしいつ実現化されるかはわかりません。
実現するまでは、とにかく視覚機能をしっかり維持しておくことが重要です。
視覚機能を維持させるためのポイントの一つは、近視の進行予防です。
近年、強度近視からの眼病発症事例が増加しています。
目を使う環境の悪化と、親世代の近視増加による幼少期での近視発生が要因と考えられます。
これは世界的に問題となってきていて、2050年には約50億人が近視になし、約9億人が失明リスクのある強度近視になるという推定もあります。
身体の成長期に近視になると、眼球の成長と共に近視も悪化してしまいます。
近視になった年齢が低ければ低いほど、成長期の終わりまで期間が長く、同時に近視が進行しやすい時期も長くなるため、その分強度近視になる恐れが高くなります。
そして親が近視の場合、そうでない親よりも2~4倍ほど近視になりやすいと言われていますので、次世代の近視がどんどん増えてしまうのです。
自分の子供・孫やそれ以降の世代の目を健やかにするためにも、しっかり近視の進行を予防する策をとってください。
もし視覚機能の障害や失明状態になっても、将来的にはスマートグラスなどで対応できる日が来るかもしれません。
でも人間の目ってたった3㎝にも満たないサイズで遠距離・近距離にピントが合わせられたり、周囲の明るさにも対応したり、色も判別できたりと、本当にものすごい高性能な器官です。
その機能を科学で再現するのはかなり困難で、完成までには時間がかかると思われます。
「見えるけど悪くなる前の見え方には至らない」となることも十分あり得ますので、やはり自分の目でしっかり見えるのが一番です。
そのためにも近視の発生予防を第一に、近視になってしまっても進行予防を最大限行なって、強度近視になるのを防いでいきましょう。
京阪視力回復アカデミーでは、視力回復同じくらい近視の進行予防にも力をいれています。
目に負担のかかりにくい見方や環境整備なども、視力回復と同時にご指導しております。
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参照ページ:
Yahoo!ニュース 「パナソニック、視覚障がい者向けスマートグラスを初公開 Biel Glassesと共同で」
日本近視学会監修 親子で学ぶ近視サイト「近視になるメカニズム」
CareNet 「近視の有病率、2050年には全世界で50%に」
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