メガネによる視力低下を防ぐ方法

一部の小中学校では、秋の検診が行われています。

低年齢の子供さんほど近視の進行は速いことが多く、春の検診では”B”くらいだったのに秋の検診だと”D”という結果、なんて決して珍しい話ではありません。

視力低下により黒板その他に支障が出ている場合にはメガネ作成を検討されると思います。

 

でもそこで「メガネをかけたら視力低下がより悪化するので、あまり子供にはメガネをかけさせたくない」という方も少なくありません。

視力回復をお考えの方もそうでない方も、どちらも上記の件は気になると思いますので、今回はこの話をしていきたいと思います。

 

 

いきなり言ってしまいますが、「見る距離に対してピントが大幅ずれているメガネは視力低下が起こりやすい」これが結論です。

自分で書いて何なんですが、ちょっとわかりづらいですね。

 

そもそもの基本的な話ですが、レンズでピントが合うのはとある1点だけ。

それ以外の地点では、ピントが合う地点より遠いものはボヤケますし、それより近いものは自分の目のピント調節力を使ってピントを合わせないといけません。

どこにピントが合っているか?ということは、その方の近視の度数とレンズの度数を見ればわかります。

※視力(0.3とか)がいくつ、というものではわかりませんので、お間違えないよう。

 

例えば-2.00Dの近視の人が、-2.00Dのメガネをかけた場合。

これは近視が完全に矯正されて、遠方時は正視の人と同じくハッキリ見える状態です。

 

でもこの状態は近くを見た時はピントはあっていません。

では、この人が-1.00Dのメガネをかけるとどうなるでしょう。

 

-2.00Dに対して-1.00Dのレンズは近視が半分だけ矯正されている状態です。

光学的には眼前1mの距離にピントが合っている計算です(※厳密には個人差あります)。

視力としてはおおよそ0.6~0.7前後になることが多いでしょう。

 

 

1mより離れたところは、距離が長くなるにつれてボヤケがひどくなりますが、文字が見えるかどうかは文字のサイズや部屋の明るさ・時間帯・ご本人のコンディションなどで変わってきます。

ある程度の距離なら「はっきり見えてる訳ではないが、なんて書かれているかは読める」という状態になりますが、かなり離れると文字は読めなくなるでしょう。

なのでちょっと微妙なメガネなように思われますが、実は利点もちゃんとあるんです。

 

それは「近くを見るときのピント調節の負担が少なくなる」ということです。

例えば正視の状態で30㎝の距離を見るときは、ピント調節力を”3”使用すると考えてください。

ちなみに元東大名誉教授の石原忍先生によると、年代別に持っている調節力は以下の通りです。

 

年令 調節力(D) ピントを合わせられる距離
10歳 12  約8㎝前後
20歳 8.5 約12㎝前後
30歳 7 約14㎝前後
40歳 4.5 約20cm前後
50歳 1.5 約66㎝前後
60歳 0.5 約2m前後
70歳 0 調節不可

 

前述の-2.00Dの近視の人が-2.00Dのメガネをかけた場合は、レンズにより正視状態になっていますので30㎝を見るとき”は、同じく3”の調節力が必要です。

でも、同じ人が-1.00Dのメガネをかけた時は、近視が少し残っている分近くを見る時の調節力は”2”で済みます。

およそ2/3の労力で見えますから当然目の疲労が少なくなって、視力低下の恐れも軽減できる訳です。

 

 

これらを図で説明すると↓こんな感じです。

〇完全矯正のメガネで遠くを見た場合(およそ5m離れたくらい)

JB-far

 

〇完全矯正のメガネで近くを見た場合

JB-near

確かに遠くまでしっかり見えますが、その分近くを見た時は大きくピントがずれてしまいます。

そして目の疲れはかなり大きなものとなってしまいます。

 

〇弱めのメガネで遠くを見た場合(およそ3m離れたくらい)

jb-far

〇弱めのメガネで近くを見た場合

jb-near

弱いメガネだと遠くが見える距離も短くはなりますが、近くを見た時のピントのずれは小さくなります。

その分、目の疲れは軽くなりますね。

 

視力回復見込みチェック&体験トレーニング
一般的にメガネは遠くを見やすくなるように作成します。

確かに遠くは見えやすくなりますが、逆に近くは裸眼よりもピントが合いにくい状態になります。

ピントのずれが大きくなるほど、前述の調節力を多く使わなければなりません。

 

そして調節力をたくさん使うときほど、目の疲労は増大します。

疲労が強ければ、視力も低下しやすくなってしまいます。

では、どういう感じでメガネの作成をするのがベストなのでしょうか?

 

第一には「普段見ている最長距離に合わせてメガネを作る」こと。

何も考えずに完全に近視を矯正するメガネ(視力1.2とか1.5とか)の作成は、愚の骨頂です。

よく普段の生活を思い起こしてみてください。

 

直径1cmにも満たない大きさのものを数メートル離れて見ること、果たしてどれだけありますか?

多分、ほとんどの方が「ほぼ無い」となるのでは?

そんなメガネはかけている時に常にピント調節を強いられてるため、目は常に疲労してしまう状態です。

 

子供さんだと、一番遠くを見る機会で多いのは授業中の黒板です。

席順によって変わりますが、一番後ろの席でも1.2の視力は不要でしょう。

ザックリ0.7~あれば問題なく黒板の文字は見えるはずです。

※低学年だと黒板の文字が大きいので、もう少し弱く(0.5位)でも大丈夫かも。

 

 

第二には「裸眼で見える範囲はメガネを外す」ということ。

近視が-3.00D以下の人は、最低でも30㎝未満のものを見た時にぼやけてしまうことはありません。

むしろピント調節力を使って見る部分は少なくなりますので、目の疲労は最小限で済みます。

 

でもメガネをかけて遠くにピントが合っている状態だと、余計なピント調節力を使って、に目を疲れさせる状態になりますので、むしろ目には良くないのです。

よく「メガネは常時かけておいた方が良い」と言いますが、我々は「それは目の状態による」と考えています。

『視力がかなり悪くて30㎝離すと文字が見えない』と言う人ならまだしも、軽度の近視ならメガネのかけっぱなしの方が目には良くありません。

 

そして視力がかなり悪い人も、遠くを見るためのメガネでそのまま近くを見るのは避けましょう。

レンズの弱いものを用意して-2.00Dから-3.00Dくらい近視が残っている物をかければ、30㎝の距離だと自分のピント調節力はほとんど使用しませんので、目の疲労は劇的に軽くできます。

複数メガネのかけ替えは正直面倒ですが、目のことを第一に考えるならば絶対におススメです!

 

目の疲労は直接視力低下に直結するとは限りません。

どんだけ目を酷使しても視力が全然悪くならない人もいますからね。

でも仮に視力低下が起きないにしても、普段の目の疲れが軽くなるならば、それは非常に大きなメリットがあります。

 

目の疲労が大きいとケアレスミスが増えるといったデータもあって、疲労軽減は作業性の向上にも繋がります。

ですので、視力低下するとかしないとかはこの際置いといて、目の疲労を少なくする意味でメガネの上手な使い方を心がけてみてはいかがでしょうか。

 

京阪視力回復アカデミーでは、個別のメガネ作成のご相談も承っております。

ご希望の見る距離に合わせて、自信をもって最適なメガネ度数をご案内・作成いたします。

是非ご相談ください。

 

 

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