”弱視”とはどのような矯正レンズを装用しても、良い視力が得られない目のことを言います。
一つの定義として、「裸眼視力が0.2以下、矯正視力が0.3以上は望めない」とも言われます。
近視性・遠視性・乱視性・遠視と乱視が複合されたものなど、色々原因はありますが、いずれにしても、メガネは「常用する」事が絶対!です。
朝起きてから夜寝るまで、お風呂と顔を洗う時や激しいスポーツをする時以外は、常にメガネをかけないといけません。
ですが、たまに「小さい子供にメガネをかけさせたくない」と仰る方もいらっしゃいます。
おじいちゃんやおばあちゃんが「かわいい孫に眼鏡をかけさせるなんて!」と憤慨される方もいらっしゃいます。
そのお気持ちはわかりますが、残念ながらメガネをかけないで弱視をなおすことは、とても難しいと言わざるを得ません。
しかも6歳前後までに弱視をなおしておかないと、年齢が上がるととともに、メガネをかけても弱視をなおすことができなくなってしまいます。
この話、続きます。