メガネフレームを選ぶ時の3つのポイント

視力回復トレーニングを行なう上で、一つのポイントとなるのが「メガネをどうするか?」という点です。

メガネはうまく使えば目の負担軽減にもなりますが、適当な使い方をすれば逆にメガネで目に負担をかけることにもなってしまいます。

レンズ度数や使い方については過去にもいろいろお話してきましたので、今回はフレームを選ぶ際のポイント・考え方をお話したいと思います。

 

フレームを選ぶ際のポイントその1 フレーム素材

①メタルフレーム
・・・金属系素材を使ったもので、金・チタン・ニッケル合金・アルミニウム・ステンレスなどがあります。

②プラスチックフレーム
・・・非金属系素材を使ったもので、昔はセルロイドが多く使われていましたが、最近はアセテート・カーボン・ナイロン・TR-90というような素材が使用されています。

中にはメタルとプラスチックを両方使用した「コンビフレーム」なんてのもあります。

 

メタルフレームもプラスチックフレームも、当然ながらそれぞれ長所・短所があります。

メタルフレーム プラスチックフレーム
長所 ・フレームが細いのでメガネが目立ちにくい
・意外と柔軟性があるので、顔にフィットさせやすい
・汚れが付きにくい&たまりにくい
・寿命が長め
・デザインやカラーバリエーションが豊富
・度数が強いレンズでも目立ちにくい
・メタルフレームよりも歪みにくい
・金額も安くできやすい
短所 ・素材によってはかなり重くなる
・金属アレルギーがあると使えない
※素材によってはOKな場合もあります
・度数が強いレンズはフレームから大幅にはみ出てしまう
・冬は冷たいWWW
・フレームが太いのでメガネが目立つ
・メタルフレームよりもフィッティング調整がしにくい
・寿命が短め(2~3年くらいのものが多い)
・汚れが付きやすい

お勧め

・メガネを目立たせたくない
・長い事使いたい
・高級感を出したい
・複数本メガネを使う
・金属アレルギーの人
・近視や遠視が強めの人

 

フレームを選ぶ際のポイントその2 鼻パッドの種類

①独立型
フレームと鼻パッドが別パーツになっている物で、最近は鼻パッドだけの交換ができるフレームも多くあります。

 

メリットはとにかくフィッティング調整ができること!です。

一体型は形状や角度の変更はできませんので、自分に合ったものを探すしかできませんが、独立型ならメガネ屋さんで調整してくれますので安心です。

汚れがひどくなれば新しいのに交換できるのも大きなメリットですね。

 

逆にデメリットとしては、破損の恐れです。

最近は鼻パッドの交換ができるフレームも多く見られますが、そうでない場合は鼻パッドの金属部分が折れてしまうと、修理は難しい場合が多く、新たにメガネを買う羽目になってしまいます。

また、長年使っていると鼻パッドがだんだん曲がってきて、ひどいとレンズにまつ毛が当たってしまっている人なども見かけます。

 

②一体型
フレーム自体に鼻パッドがついている物で、プラスチックフレームに多く見られます。

 

メリットは壊れにくさです。

よっぽどのことが無い限り、一体型の鼻パッドだけ折れるということは無いでしょう。

そのため、メガネの取り扱いに慣れていない人や、お子さんには向いていると思います。

 

デメリットはフィッティング調整がしづらいこと。

全くできない訳ではありませんが、独立型に比べると色々手間がかかったり、別パーツが必要な場合もあります。

また独立型に比べると高さが低いものが多く、鼻すじの低い子供さんではレンズにまつ毛が当たってしまうことも。

 
視力回復見込みチェック&体験トレーニング

 

フレームを選ぶ際のポイントその3 リムの形状と大きさ

「リム」とは下記画像の矢印で指している、レンズをはめ込む部分のことです。

rim

このリムの形状も3つあります。

①フルリムフレーム
リムでレンズを全て覆っている、一般的なフレームです。

 

②ハーフリムフレーム
レンズの上半分もしくは下半分だけリムで多い、リムが無い部分はナイロンの糸で止めるタイプのフレームです。

次の紹介するリムレスフレームよりは強度がありますが、ナイロン糸は経年劣化により交換しないとレンズが取れる恐れがあります。

少しでもフレームの印象を少なくしたい方にはおススメです。

 

③リムレスフレーム

いわゆる「フチなしメガネ」のフレームです。

レンズ部分にフレームが全く来ないので”メガネをかけている感”は非常に少なくなります。

ただしテンプル(耳にかける部分)をレンズに穴をあけてネジで止めるため、強度はかなり弱くなります。

慣れていないと大人でもレンズを割る事があるので、取り扱いが荒い人には不向きです。

 

特に問題なければ通常のフルリムフレームが無難ですが、法一つのポイントがリムの大きさです。

近視のレンズは凹レンズといって、中央部分がへこんでいる形状になります。

そのため、リムが大きめのフレームは外側が厚みが出やすくなります。

rimsize-lens

レンズが厚くなるとそれだけ歪みも強くなって、慣れないと階段の上り下りが怖い!なんてことも。

「フレームが視界に入って気になる!」とか言うことが無いならば、なるべく小さめのリムでフレームを選ぶと良いでしょう。

 

これらの点を踏まえて、どんなフレームが良いか色々選んでみてください。

ただ、最後にモノを言うのは「自分の好み」であることは間違いないでしょうけども・・・。

 

参照ページ:

PARIS MIKI HP「メガネフレームの基礎知識」

 

関連ページ:

メガネが必要な視力ってどのくらい?

 

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