すごいニュースが出ました!
ips細胞から作られた角膜上皮細胞シートを、人間の目への移植に成功したそうです!
「角膜上皮幹細胞疲弊症」という眼病の患者さんへの移植とのこと。
ものすごくザックリ説明すると、角膜の一番外側の層が濁ってしまい、視力が出なくなる病気です。
この病気の治療はドナー角膜による角膜移植ですが、拒絶反応やドナー角膜の不足などが問題でした。
今はまだ術後の経過観察中ですが、もし拒絶反応などの問題な発生しないならば、今後本格的に承認へと進むかもしれませんね。
テレビやネットのニュースでは、「ips細胞から作られた角膜の移植」とありますが、まだ現時点では角膜そのものの移植ではありません。
角膜は主に6つの層からできていて、今回は一番外側の層である「角膜上皮細胞」の移植です。
濁って見えにくくなった外側を交換するわけですね。
今のところ角膜の全移植までは至っていませんが、そのうちに角膜全移植も可能になるのではないでしょうか。
それどころか、眼球そのものも移植できるようになったりするかも?ですね。
期待しましょう!
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