某超有名マンガに出てきた「死兆星」。
北斗七星のすぐ近くにあり、これが見えたものは1年以内に死ぬ、と言われるもの。
実はこの「死兆星」って実在するんです。知ってました?
北斗七星の柄の端のところから2番目にある、”ミザール”という星にひっそりと寄り添っているのが”アルコル”という星で、これが噂の死兆星!です。
この2つの星は「連星」と言って、互いに回りあっている星なのだそう。
そして実はこの星、昔視力検査に使われた星なのです。
視力が良い人は、アルコルとミザールが離れて見えるのですが、視力が悪いと一つの星にしか見えなくなります。
これで昔の兵隊の視力検査に利用され、「見えると目が良い」ということで徴兵され
死に近づく、ということから死兆星というようになったとか、ならないとか。(どっちやねん!)
アルコルとミザールが離れて見える人は、1.0くらいの視力とされたようです。
理論上は0.1の視力があれば離れて見えるはずなのですが、明るさの関係もあって、0.1では一つにしか見えません。
少なくとも0.8以上はないと離れては見えないでしょう。
日本でも、見える人と見えない人がいることから、「見えると死ぬ」「見えなくなると死ぬ」など、地方によって様々に言われたそうです。
「寿命星」と呼ばれることもあったそう。
ちなみに「見えなくなると死ぬ」というのは、年齢とともに視力の衰えによって見えなくなっているとも考えられるので、あながち迷信とも言えないかも、ですね。
あなたも「死兆星」探してみませんか?
ただし、見つかってそれで亡くなっても自己責任でお願いします!