近視とは近くのものは見えるが、遠くのものは見えにくくなってしまう状態のことです。
その中でも子どもによく見られる仮性近視は、早い段階で気づけば本当の近視になるのを防ぐことができます。
視力回復トレーニングは仮性近視も改善することができる方法です。
「仮性近視」とは?
子どもは成長段階にあるので、体に様々な変化が現われるものです。
目も同じで「仮性近視(偽近視)」という一時的に目が見えにくくなることがあります。
目は水晶体を伸縮させることで、ピントの調整を行い私たちに物を見せています。
この水晶体を動かしているのが毛様体筋ですが、この筋肉が一時的に緊張し上手く作用しなくなるのが仮性近視の状態なのです。
この緊張状態が長く続くことにより、仮性近視から本当の近視になってしまいます。
目が見えにくくなったからといって、すぐにメガネやコンタクトなどの視力補助具に頼るのではなく、一度専門家に見てもらうといいでしょう。
仮性近視を回復させるには
仮性近視は目の毛様体筋が疲れることにより、物が見えにくいといったことが起こっています。
目の疲れを和らげることで、仮性近視を通常の目の状態へ回復させることができます。
蒸しタオル、マッサージ、入浴などといったことで、リラックスすることを心がけ目の緊張をほぐすようにしてください。
また仮性近視を招く原因を取り除くということも大切です。
読書やパソコンなどの目を使って何か作業をする時には、30センチほど距離を離して見ることがおすすめです。
さらに視力回復トレーニングなども、目の緊張をほぐし、目の体操になるので仮性近視の進行を防ぐことにもつながるでしょう。
また日常生活の中で目のストレスとなうようなことを避けることが、仮性近視、そこからの近視になるのを防ぐことができます。