小児のオルソケラトロジーは「慎重処方」が原則です。

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近年、あれだけ爆発的に行われていたレーシックは、ほとんど聞かなくなってきました。

まあ色々あったみたいですし、何より「レーシックで一度は良くなったけど再低下した」という声が大きかったようです。

その代わりにこの数年で眼内コンタクトレンズ(ICL)が非常に伸びてきている印象です。

 

ただ子供さんではレーシックもICLもできませんので、オルソケラトロジーを勧められるケースが増えているように思います。

特にこの数年で飛躍的に伸びている印象があります。

一つは新型コロナの自粛により近視が増えていることがあるでしょう。

 

子供さんの近視対策はとても重要なものですので、出来るものはどんどんやるべきだと思っていますが、オルソケラトロジーに関して、少々気になる事がありまして。

今回はオルソケラトロジーについて、色々お話したいと思います。

現在オルソケラトロジーをやろうか検討している方にも参考になると思います。

 

 

オルソケラトロジーの使用には、日本コンタクトレンズ学会から」ガイドラインが出されています。

第一版は2009年に出ましたが、その時は「20歳以上を適応」としていました。

その後2017年に改訂版が出ましたが、そこでは「20歳以上を原則適応とし、未成年は”慎重処方”とする」と変更がありました。

この「慎重処方とする」という点について、実際にそうなのか?と疑念があるのです。

 

そもそも未成年のオルソケラトロジーがなぜ慎重処方なのか?という話ですが、これはガイドラインにきちんと明記されています。

【我が国で臨床試験が行われた年齢(20 歳以上あるいは 19 歳以上)に満たない者,および高齢者に対しての安全性の評価は確定されていない。

特に,小児への処方は使用期間が長期にわたる可能性があり,本レンズ装用に起こりうるリスクを考慮してその可否を慎重に判断する必要がある(※オルソケラトロジーガイドライン第二版より)

 

要するに

・臨床試験は19歳以上にしか実施されておらず、子供に対しての影響は未確認であること。

・且つ大人よりも子供はオルソケラトロジーの使用が長くなる可能性があり、そのリスクをきちんと考慮してやらないといけないこと。

という事が書かれているのです。

で、本当にそうなされているの?という疑問があるのです。

 

とあるオルソケラトロジー推奨サイト(?)には、このような記載があります。(一部抜粋)

「2017年12月オルソケラトロジーのガイドラインの見直しが行われ、適応対象年齢の制限がなくなりました。これにより、子供(未成年)のオルソケラトロジー治療に対する信頼性が証明され、(後略)」

あれれ~?おかしいな~?

ガイドラインには「安全性の評価は確定されていない」とあるのに、ここでは「信頼性が証明され」と書いてあるぞ~?(某少年探偵風)

冗談はさておき、なんかニュアンス違わないですか!?

 

そしてそして、京阪視力回復アカデミーにご相談に来られた方や、通って頂いている方等から聞いた話です。

子供さんを眼科に連れて行くと、毎回のようにオルソケラトロジーを勧められる、と言うのです。

慎重処方というよりも、むしろ積極処方という感じにすら思ってしまいますが・・・。

 

また、ガイドラインには目の状態による適応も明記されています。

【近視-4.00Dまで・乱視-1.50D以下とする】

あくまでも聞いた話ですが、-6.00Dや-8.00Dでオルソケラトロジーを勧められたとか言う方もいらっしゃいました。

 

オルソケラトロジーは角膜を変形させてピントを矯正する術式です。

近視が強くなればそれだけ角膜の変形を大きくしないといけませんが、角膜を変形させるにも限界はあります。

また変形の度合いが大きければそれだけ、角膜へ色々な影響がでることも考えられます。

そのため「原則-4.00Dまで」とされているのです。

 

その原則も守っていない眼科がいるのは、少々ではない問題があるのでは?

レアなケースだと思いたいですがね。

 

視力回復見込みチェック&体験トレーニング体験者の声

 

眼科医が子供にオルソケラトロジーを勧める大きな要因に「近視の進行を予防する」という事があります。

オルソケラトロジーをすることによって、近視の進行が予防できるというのです。

筆者が色々見た限りではおよそ40~60%ほどの違いはありましたが、近視の進行が抑えられているというデータが見られました。

 

それはとても魅力的なのですが、同時にオルソケラトロジーには合併症と問題点がある事も指摘されています。

オルソケラトロジーガイドライン2017年版には、以下のような合併症と問題点が記載されています。

① 疼痛
②角膜上皮障害
③角膜感染症
④アレルギー性結膜疾患
⑤近視および乱視の低矯正,過矯正
⑥ハロー・グレア,コントラスト感度の低下
⑦不正乱視
⑧iron ring(輪状角膜鉄沈着)
⑨上皮下混濁
⑩見かけ上の眼圧低下

 

こうしたデメリットとメリットをきちんと理解した上でオルソケラトロジーを行なう分には、何も言うことはありません。

ただ、実際の現場でこのような説明がどこまでされているのか?

良い事ばかり聞いているのではないか?という疑問があるわけです。

 

2年前くらい前の記事に、眼科の談話がありました。

その眼科医はハードコンタクトレンズ長期使用により、眼瞼下垂(まぶたが下がってしまう病気)の危険性を訴えており、長年ハードコンタクトレンズを使用している方に「そろそろハードコンタクトレンズは止めた方が良い」と言っているそうです。

そのあと、オルソケラトロジーを紹介し勧めているのですが、オルソケラトロジーもハードコンタクトレンズなんですが、それは!?

 

短期使用なら良いと考えているのでしょうか?

でも子供さんは長期使用になる可能性も指摘されていて、そうなると話の整合性が無いように思いました。

どうなんでしょう?

 

近視の進行予防という点では、0.01%アトロピン点眼(マイオピン)・視力回復トレーニングという方法もあります。

オルソケラトロジー・マイオピン・視力回復トレーニングのいずれにしても、100%近視の進行を予防できるものではありません。

できて何もしない方より40~60%程度に近視の進行を予防できる、というものです。

 

そのため何か一つの方法で予防するというよりも、いくつかの方法を併用していく方が、より高い近視の進行予防効果が得られると考えられます。

とすれば、あとはリスクや利便性・対費用効果などで取捨選択することでしょう。

その中でオルソケラトロジーに関しては、比較的リスクが高い可能性が考えられますが、どうもそれがあまり周知されていないようです。

 

繰り返しになりますが、子供のオルソケラトロジーは「慎重処方」です!

その辺をしっかり踏まえて、何をやるかどうか考えてみてはいかがでしょうか。

その中で「視力回復トレーニングをやりたい!」「詳しいお話を聞きたい!」という方は、まず「視力回復見込みチェック」をお受けください。

 

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参照ページ:

オルソケラトロジーガイドライン 第一版 ※PDFが開きます。

オルソケラトロジーガイドライン 第二版 ※PDFが開きます。

Yahoo!ニュース 手術することなく近視矯正できる「オルソケラトロジー」

 

関連ページ:

オルソケラトロジーについて

オルソケラトロジーは本当に安全なのか?
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