就学時健康診断は視力低下を早期発見するチャンスです。

 

小学生以上のお子さんがいる親御さんなら必ず知っているハズの「就学時健康診断」の時期がやってきました。

この就学時健康診断は視力回復にも結構大きな関係性があります。

幼稚園以下のお子さんがいる親御さん必見、今回は就学時健康診断と視力回復のお話です。

 

 

◇就学時健康診断とは?◇

就学時健康診断は来年度に小学校入学する子を対象に、毎年10月~12月にかけて実施されるものです。

小学校で初等教育を受ける際に何かしらの支援や準備が必要か?と言う確認と、入学までの体調を整える準備に役立てられます。

つまり入学までの約半年の中で、子供が問題なく小学校生活を送れるように必要な準備をしておくのです。

 

内容的には、視力・聴力の他内科・耳鼻科・歯科・眼科の検診や、簡易的な知能検査も行われます。

またお子さんの状態や必要性によっては、面接が実施されることもあります。

自治体によってはアレルギー検査を行なうところもあるようですね。

給食のメニューに影響したり、内容によっては弁当持参になったりするようです。

 

この中で我々が重視しているのが、当然ながら視力検診です。

やはり「黒板の文字が問題なく見えるか?」と言うのは非常に重要ですからね。

席順による部分もありますが、正直入学直後は席順がどうなるかわからないので、必要ならばメガネの準備も検討すべきです。

 

 

◇弱視の早期発見・早期治療◇

小学校入学前の子供さんが目のチェックを行なうのは、一般的にこの就学時健康診断と三歳児健康診断の二つです。

それ以外ではよっぽど目をケガしたとか、流行性の結膜炎に罹ったとか、そんなことが無いと目の状態は見ないでしょう。

ここでまず重要なのが「弱視の早期発見・早期治療」です。

 

近年、各自治体で三歳児検診での屈折検査が実施されるようになり、幼児期の強い遠視が発見されるケースが増えました。

三歳だと視力検査がしっかり出来ない年齢でもあるため、弱視かどうかハッキリとはわかりません。

しかし遠視が強かったり左右の目の状態に差があったりすると、視機能が育っておらず弱視になる可能性が考えられます。

 

そこで早い段階でメガネを作成して、就学時健康診断などで視力を確認すれば、弱視かどうかも確認できます。

三歳くらいでメガネをかけておけば、弱視を回避できている可能性も十分あります。

三歳児検診で屈折検査が行われていなかった時は、就学時健康診断で弱視が判明することが多々ありました。

 

弱視治療のゴールデンタイムは「6歳まで」です。

通常は8歳くらいまでなら弱視を治せることが多いのですが、中には就学時健康診断でも弱視の発見ができなくて、小学校入学後や2年生になってからの検診で弱視が判明したケースも在りました。

弱視は年齢が上がれば上がるほど治せなくなっていきます。

理想は三歳児検診で、遅くとも就学時健康診断で弱視が発見できないとかなりマズいと思います。

 

 

◇低年齢層の近視予防に◇

そして近年、近視発生の低年齢化が進んでいます。

特に私立小学校受験などがあれば3歳とか4歳くらいから塾に通いだしたり、自宅でも勉強時間が長かったり、近視発生の可能性は高まります。

筆者が色々な人から話を聞いた限りではありますが、低学年クラスでも公立小学校と私立小学校ではメガネ使用率が私立小学校の方が1.5倍くらい高い印象でした。

 

低年齢で発生した近視ほど進行スピードが速く、且つ強い近視にまで進行する恐れが非常に高いので、進行予防対策の必要性は高いです。

強い近視は病的近視の危険性が高まり、最悪の場合メガネ・コンタクトでも視力が出ない状態になる人もいます。

メガネ・コンタクトレンズでも視力が出なければ、失明とあまり変わりません。

 

これを回避するためには、近視を軽度で抑えておくこと。

近視を軽度で抑えておくためには、軽度の内に素早く発見して対策をとること。

「まだ0.7だから大丈夫か~」と放っておいた結果、翌年に「えっ!!!こんな下がってる!?」とビックリされる方、今まで沢山見てきました。

 

小学校入学後は毎年春に健康診断で視力も確認しますが、それまでは中々視力検査をする機会も無いでしょう。

大人であれば自分で視力低下に気づくこともできますが、小さい子供さんにとっては困難です。

やはりしっかり検査でチェックしてあげるのが必要だと思います。

 

視力回復見込みチェック&体験トレーニング体験者の声

 

◇近視が軽いうちに対策をとる◇

近視に限らず病気なんかでも同様だと思いますが、進行したものほど治療は難しくなります。

視力回復も0.01の人と0.5の人のどちらが回復しやすいか?と言えば、言うまでもなく0.5の人です。

0.5位の時点で対策をとりたいものですが、しかし先ほど述べたように子供さんは自身の視力低下を自覚しにくいです。

 

特に視力低下が軽度の場合、今の日本の生活環境では遠くを見る機会が少なくて本人も困らず、余計に視力低下に気づかない状況です。

逆に言えば、本人が視力低下に気づいた時にはもうかなり視力は落ちていると思って間違いなく、0.5とかそんなレベルではないでしょう。

0.2とかそれ以下という可能性が高い、と思って良いと思います。

 

京阪視力回復アカデミーにご相談に来られた中には、視力0.2位でも生活では大丈夫!と言うので親御さんから「アンタ、本当に見えてる!?」と言われるような子もいます。

そのくらい子供さんは自身の視力に無頓着(?)です。

やはりきちんと検査して状態を周りの大人が把握することが重要だと思います。

 

そして視力低下がわかったら「軽度だから大丈夫」ではなく、軽度の内にしっかり対策をとることです。

例えとして適切ではないかもしれませんが、癌がわかった時に「まだ初期の段階だから大丈夫」とは考えませんよね?

「様子見てもうちょっと進行したら治療しよう」なんて人、かなりレアなのではないでしょうか?

 

 

 

◇まとめ◇

近視にしろ弱視にしろ共通して言えるのは「早期対策が肝心」ということ。

弱視は小学校低学年まででないと、完治はかなり困難になってしまいます。

近視は特に年齢制限的な話はありませんが、しかし弱視と違って悪化していくものです。

理由はそれぞれ違いますが、近視も弱視も素早い発見と素早い対応が求められます。

 

弱視の場合、早い段階でメガネをかけておくと、もうそれだけで視力がしっかり育っていくことが多々あります。

わざわざ視力のトレーニングを行なう必要もないのです。

お小さいお子さんだとトレーニングを行なうこと自体が難しい場合も多いので、出来ればメガネだけで弱視を治したいですね。

 

近視の場合、一旦近視になってしまうと正視に戻すことはできません。

更に低年齢の近視は身体の成長と共に進行してしまうので、視力が回復できても安定しないケースが多いです。

そのため、できれば近視になることを避けたいもの。

 

その対策で一番望ましいのが、定期的に目の状態をチェックしておくこと。

オートレフラクトメーターで屈折度を見ていると、数値が日によって上下することが確認できます。

正視の場合、数値は±0.00Dと出てきますが、目の疲れたりした場合-0.25Dとか-0.50Dとかの数値が出ることもあります。

 

しかし目の疲れが原因で出た数値は、目の疲れが取れればまだ元に戻って±0.00Dになること多々あります。

そうではなく疲れがそのまま残ってしまって数値が動かなくなったり、その状態に更なる疲れが加算されていくと数値が徐々に高くなって、結果本格的な近視となってしまいます。

要は如何に目の疲れ(=仮性近視)の状態でしっかり対策をとるか?が大きくカギを握っているのです。

 

そういった意味で視力に問題が無くても、定期的な目の検診を行なうのが一番望ましいでしょう。

ただし屈折度の確認を定期的に行なうのは、一般の人には中々ハードルが高いと思います。

そういった皆さんのために、京阪視力回復アカデミーではトレーニングではなく定期的な検診を行なうコースなどもご案内しておりますので、是非ご利用いただければと思います。

 

特にお兄ちゃん・お姉ちゃんがトレーニングに通っていて、弟くんや妹ちゃんの検診をご希望される方は少なくありません。

ご本人次第ではありますが、早いと3歳くらいでも屈折検査ができる子もいますので、詳細を聞きたい等あればご相談いただけば。

中には強い遠視や乱視をこちらで発見して、眼科での治療が始まったという幼稚園の子等もいらっしゃいますよ。

 

関連ページ:

子供の視力低下と近視の進行予防に重要なポイントを詳しく解説します。

弱視の早期発見の重要性について

 

 

今回のブログを読んで「もっと詳しい話を聞きたい」「是非視力回復トレーニングをやりたい」「メガネのアドバイスを聞きたい」という方は

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