「近視で視力が落ちても、メガネをすれば見えるから大丈夫」と思っている方!
安心しきって進行悪化を放っておくと、色々マズいことが起こるかも!しれません。
ケース1:近視性黄斑変性(きんしせいおうはんへんせい)
網膜の裏側から不良な血管(脈絡膜新生血管(みゃくらくまくしんせいけっかん))が生え、出血やむくみによって視覚に障害が出る病気です。
多くの場合、黄斑(おうはん)と呼ばれる視細胞が最も多く集まる場所で起こります。
(上記画像:やながわ眼科 http://yanagawa-ganka.com/ より)
視力0.1以下の強い近視になると、眼球が楕円形に伸びてしまいます。
網膜と後ろの膜の間に隙間ができてしまい、これが不良な血管を作ってしまう原因の一つです。
加齢性の黄斑変性とは違って、20代・30代といった若い世代でも起こる可能性があります。
とある大学の研究グループによると、強度近視で不良な血管ができてしまった人の60%以上が、5年後には矯正視力が0.1以下まで低下してしまったそうです。
メガネやコンタクトをしても0.1が見えない・・・・。怖すぎです!
この話、続きます。