5年ほど前の雑誌記事をご紹介します。
「私、レーシック手術で失明しました」中々衝撃的なタイトルですが・・・。
事前に断っておきますと、この記事内で紹介されている症例は、そう多くない話だと思います。
勝手な推測ですが、レーシックを受けた方の中の数%程度ではないでしょうか。
しかし、少ないながらもレーシックにはこうしたリスクがあるのは事実で、我々が行っている視力回復トレーニングでは、決して起こらないものです。
「視力回復トレーニングをやって失明しました」という人は、今まで一人も見たことも聞いたこともありません。
以前に眼科ではないお医者さんが「レーシックは病気でもなんでもない健康な目に行なう手術。
病気でやむを得ず行なうものではなく、でも手術に伴うリスクは他の手術と変わりがない。
こうしたことを踏まえて手術を受けるかどうか考えるべき」というような話をされていました(記憶による意訳があります)。
これは筆者も激しく同意します。
「メガネやコンタクトレンズを外したくてレーシックを受けたらかえって視力を失った」こんな事が起こるとは、記事に出られた皆さんは想像もしなかったでしょう。
繰り返しますが、レーシックには少ないながらもリスクがあります。
そしてそのリスクは、かなり大きいものです。
何故なら人間は外界の情報の80%以上を視力から得ているため、視力が得られなくなるのは日常生活に多大なる不具合が生じるからです。
「手術の成功率は30%だが、手術をしなければ余命半年」このような手術とレーシック手術は=(イコール)ではありません。
以前に比べると、レーシックを受ける人が激減しているのも、うなづける話ではないでしょうか。