「メガネ」と聞くと、”遠くが見やすくなる”とか、”目が悪い人がかける”そんなイメージが
強いと思います。
ただ、今回ご紹介する「視力回復サポートメガネ」は、いわゆる普通のメガネとは逆のもので、元々【目の良い人が近くを見る時に目を悪くさせない為】そんな目的のメガネなのです。
昔の眼科教科書にこんな記載があります(一部抜粋)。
「我が国における学校近視については(中略)近業時に凹レンズを用いないこと。場合により逆に凸レンズを用いること(以下略)」
凹レンズは近視用の矯正レンズ、凸レンズは遠視用の矯正レンズです。
近視はピントが目の底よりも手前にズレているため、凹レンズでピントを奥にのばします。
一般的にメガネは遠くが見やすくなるように作成しますので、その状態で近くを見ると、一旦ピントが目の底の奥にズレてしまいます。
そのままでは見えないので、ピント調節の筋肉をギュッと緊張させて、ピントを合わせますが、目が非常に疲れてしまいます。
なので「軽い近視の人は、近くを見る時凹レンズは使わない方がいいよ~」と言われているんですね。
元々目の良い人が近くと見ると、近視の人がメガネをかけて近くを見た時と同じようにピントが目の奥にズレますので、やはり筋肉をギュッと緊張させてピント合わせをしなければなりません。
そして目が非常に疲れてしまいます。
そこで、考え出されたのが、凸レンズを装用すること。
凸レンズの【ピントを手前に引き寄せる】という効果を利用することで、目の筋肉を緊張させなくても近くが見えるようになり、目の疲れが緩和されるのです。
ある程度進行した近視の方は、ピント合わせをしなくても近くにピントが合っているため、凸レンズをかけると更にピントが手前に来てしまい、ものすごく近い距離しか見えなくなります。
そのため、このメガネを使用できるのは
◯正視~軽い近視(大体-3.00未満)
◯強い近視でコンタクトレンズを装用している場合 となります。
コンタクトレンズを装用すると、状態的には正視に近いものになりますので、視力回復サポートメガネを使用することが可能になります。
普段コンタクトレンズを使って、長時間のパソコン作業をされる方等は、かなりおススメのメガネです。
マスト、と言っても良いくらいです。
100円ショップなどで売っている老眼鏡でも同様ですが、ただ完全に出来合いのメガネなので、上手く目の状態にあった度数があるか?と言うと、かなり限定されるでしょう。
京阪視力回復アカデミーでは、必ず個別に目の状態に合わせて作成しますので、ご満足いただけること請け合いです!
レンズ・フレームにもよりますが、税込8,800円~となります。
気になる方はこちらからお問い合わせください。