視力回復トレーニングの悪い点と良い点のお話

世の中の健康志向・近視人口の増加・低年齢化に伴って、目や視力への意識も高まっている昨今。

視力回復トレーニングが気になっているけど、ちょっと踏ん切りがつかない!と言う方もいらっしゃるのでは?

視力回復関連のサイトを見ても書かれているのは良いことばかりで、悪い面は中々出てこないと思います。

 

でもそんな「すべてが完璧!バラ色の○○」なんてものはこの世には存在しません。

そこで今回は視力回復トレーニングの悪い点と良い点を、それぞれ嘘偽りなくご紹介します。

これを見てトレーニングをやりたいと思うかどうかは、アナタ次第です。

 

 

◇悪い点その① 近視は治せない◇

まずは悪い点からご紹介しましょう。

現在の医学では近視を治して正視に戻す方法残念ながらは存在しません。

そのため正確には視力回復トレーニングに限った話ではありません・・・。

 

近視の最大の原因は「眼球が伸びてしまう」ことで、これを元に戻すことはトレーニングに限らずレーシック・ICLなどの手術でも不可能なのです。

眼球を元に戻す方法ができたらノーベル賞は間違いないありませんし、人類の歴史に名を残す偉業となるでしょう。

 

ただ、初めてご相談に来られた方から「視力回復していくと近視も軽くなっていくんですか?」と聞かれることがあります。

多少の改善ができたケースはありますが、”必ず皆さんがそうなる”と言う話ではありません。

尚且つ「完全に正視になった」と言う話ではなく「多少近視の度数が軽くなった」というお話です。

この辺り当ブログの過去記事「トレーニングでの近視軽減のおはなし」で詳しくご紹介していますので、気になる方はどうぞ。

 

 

◇悪い点その② 回復できる視力に限界がある◇

①からの流れになりますが近視の大幅な改善は困難なため、どんな人でも1.0以上の視力まで回復できる訳ではありません。

近視が軽度であれば1.0以上にまで回復できたケースもありますが、近視が強いと0.1までの回復が限界だったりします。

そしてこれは裸眼視力で判断するのではなく、屈折度で判断します。

 

例えば裸眼視力が0.2の人が、一人は屈折度-1.50D・もう一人は-2.75Dだった場合、両名の回復の見込みは同じではありません。

前者はおよそ0.7前後を目標と出来ますが、後者だと0.5前後が限界となるでしょう。

これは屈折度によって眼球の長さに差が出るからで、その改善が難しい以上到達できる視力に差が出てしまいます。

 

また、視力回復に必要となるであろう期間にも差が出ます。

進んだ近視ほど眼球の長さだけでなく、毛様体筋の異常緊張度合いも慢性化をしますので、その改善には余計に時間がかかります。

とにかく言えるのは「近視が軽いうちに始めるのが一番」という事ですね。

 

 

◇悪い点その③ 向き不向き・合う合わないがある◇

京阪視力回復アカデミーの視力回復トレーニングに適合するのは、ザックリ下記のような状態の方々です。

〇近視・遠視・乱視・弱視など「屈折異常」が原因の視力低下
〇年齢が4歳~50代前半位まで ※弱視は小学校高学年でも厳しい場合があります
〇レンズを使っての「矯正視力」に問題が無い ※小学校入学前の小児弱視は除く

これらの方々は、トレーニングによる視力回復自体は見込めます。

 

それでもトレーニングそのものに対して、性格的・年齢的等の向き・不向きがあります。

例えば視力回復トレーニングはランドルト環をしっかり見つめて、切れ目を探しつつわかった時点で答えていただきます。

お小さいお子さんだとこの「環の方向を指し示す」事が困難な場合があり、それではトレーニングも難しいです。

子供の検査用ハンドルもご用意していますが、それでもできない場合がありますからね。

 

そして目標物のランドルト環を「少し見えにくい大きさに設定」して、それをしっかり見つめて探す事を行ないますが、その「見えにくいものをしっかり見つめる」のが苦手な子もいます。

【見えないと見ようとしない】【あてずっぽうに沢山答えてしまう】【ずっと見続けられない】

このようなケースだとトレーニングの効果がかなり落ちてしまいますので、視力回復自体も難しくなってしまいます。

 

この「しっかりと見続けられない」というのは、実は大人でも結構ありまして。

元々近視は遠くが見えにくくなる状態なので、無意識のうちに「見えない物は見ようとしなくなる」と言うのがあるようです。

でもこの「見えない物は見ようとしない」事も、更なる視力低下・近視の進行原因になりますので、トレーニングでしっかり改善したいと思っています。

 

 

◇悪い点その④ 回復まで期間がかかる◇

毛様体筋の機能回復はそう簡単にすぐできる事ではありません。

また、近視が進行すればするほど毛様体筋の緊張状態が慢性化してしまいますので、更に時間がかかります。

軽度近視でも数か月から半年程度、それ以上の近視だと1年~それ以上、と言うのが一般的です。

 

そのため「○○月までに視力を上げたい」というような、いわゆる試験対策の視力回復は難しい場合が出ます。

よくあるのが「来月運転免許の更新なので視力を回復させたい」というようなお話。

大体裸眼で0.6程度あれば運転免許は裸眼でOKなので、”ギリギリ0.6あるかどうか?”という状態なら何とかなります。

 

しかし”現在の視力が0.1位で来月の免許更新を裸眼でクリアしたい”というのは、時間的に不可能です。

もしくは②で述べたように「免許更新視力までの回復が困難な目の状態」もありまして、この場合は時間云々は関係なく「無理です」というお話になってしまいます。

 

そして子供さんの場合、トレーニングを始めてから期間が経つと【飽きてくる】これが出る子がいます。

トレーニングその者を嫌がったり、やっていても惰性でこなすだけのトレーニングになってしまったり。

どうしてもトレーニング自体は地道な反復作業ですので、飽きること自体は仕方ないかと思います。

 

こうした場合は、我々センター所員・保護者の皆様といった周りの大人がうまく誘導してあげる事が重要です。

実は我々失礼ながら、子供さんに何も言わなくても常にトレーニングがしっかりできる、という事はあまり期待しておりません。

飽きるのは想定の範囲内で、飽きてからどれだけしっかり継続させられるか?これがポイントです。

 

一番厳しいのは保護者の方が投げてしまう事。

これがあるともう修復は困難ですね。

できれば「子供の目は自分が守る!」と言うお気持ちを持っていただきたいと思います。

 

視力回復見込みチェック&体験トレーニング体験者の声

 

◇良い点その① 副作用の心配は無し◇

さて、ここからはトレーニングの良い点をお話ししましょう。

まずは「トレーニングの安全性」で、京阪視力回復アカデミーの視力回復トレーニングを行なった結果、目にとって良くない事が起こると言うのはありません。

薬物の使用や目に衝撃を与えたり、眼球に直接触れるような行為は行なっておりません。

 

唯一それに近いものに「超音波治療器ソニマック」がありますが、これは医療機器の承認を得るために治験で副作用や目に害がないことを確認しております。

そのためこちらも安全性には問題ありません。

メインの視力回復トレーニングは、目が本来持っているピントを合わせる機能の回復目的として、遠方を凝視する内容ですからこちらも目に害はありません。

 

尚且つトレーニングも古い話ではあるものの治験を行なって、回復効果と副作用がないことが確認できています。

その当時の眼科医にトレーニングをお願いして行なっていただいたもので、報告書も当時の厚生省に提出しました。

よく比較されますが、レーシックやICL・オルソケラトロジーなどの手術的方法は、多くはないもののリスクがあります。

「本来手術など不要な健康な目にメスを入れるので、本当に必要なのかしっかり考えて」と言うお医者さんもおられました。

 

 

◇良い点その② トレーニング自体は非常に簡単◇

悪い点の③や④でお話した点もありますが、トレーニングの内容ややり方そのものは非常に簡単で、出来る子は年少でもできるようなものです。

そのため目の状態等の適応があれば、トレーニングを行なえる方は非常に多いでしょう。

1回のトレーニング時間も約10分程度。

 

大人なら全く問題なくできますし、もしかしたら物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は1回のトレーニング時間を延ばすのではなく、トレーニングの回数を増やすことで対応します。

ご来所された際、基本は10分のトレーニングを2回行ないますが、中には3回・4回とされていく方もいらっしゃいますよ。

 

そしてトレーニング回数が多い方が、当然ながら視力も回復しやすいですね。

イメージ的には「腹筋を1日10回するか20回するか」と言う違いでしょうか。

もちろん内容がきちんとしているのは大前提で、その上で回数をこなした方が良い結果が出ています。

 

 

◇良い点その③ 自宅でもトレーニングが可能◇

頻繁に通うのが難しい方の中には、ご自宅でトレーニングを行なわれている方もいらっしゃいます。

トレーニングの基本的な内容や時間はセンターで行なうのと変わりません。

もちろんトレーニングのやり方は我々から指示をお出しします。

 

その場合、ご自宅の取れる距離や明るさの違い・トレーニングを行なう時間帯等を考慮しますので、若干センターとやり方が変わることもあります。

基本は「見えるか見えないか微妙なランドルト環をしっかり見つめて切れ目を探す」です。

この”見えるか見えないか”と言う部分が距離や明るさ等で変わるので、事前にその辺を確認したうえでトレーニング方法を設定します。

 

この自宅トレーニングがしっかり出来ている方は、センターに来られるのが月1回とかでも問題なく回復できています。

むしろ「週1回通って自宅でトレーニングはしない」と言う方よりも、上がり方が良いくらいです。

 

 

◇良い点その④ 近視が若干軽減されるケースもある◇

悪い点①でも触れましたが、万人に起こる話ではないものの、近視の軽減ができたケースがあります。

詳しくは当ブログの過去記事「視力回復トレーニングでの近視度数軽減のおはなし」で解説していますので、まだご覧になってない方は是非どうぞ!

完全に正視に戻すことはできずとも、過小なりとも近視が軽減できれば良い事ですよね。

 

それに対してレーシックやICLは【近視の治療】を目的ではなくあくまでも近視の矯正で、根本的な改善ではありません。

その他の方法、例えばマイオピン等の点眼薬は「近視の進行を50~60%程度遅らせる」と言うのが目的で、近視の軽減と言う話は出ていません。

これはオルソケラトロジーも同様で、使用している間は日中見えますが使用をやめると数日で本来の近視の状態に戻ります。

 

完全に進行が抑制できていればスタート時と変わらない見え方になると思いますが、前述のとおり”50~60%の進行抑制”なので、近視の度数は悪化している可能性が高いでしょう。

「やらないよりは進み幅が抑えられた」という点では有効なものだとは思いますが。

こうした点で、近視の軽減ができる可能性があるトレーニングは、良い点だと思います。

 

 

◇まとめ◇

視力回復トレーニングは安全性であったり始めやすさや子供さんでもできるような点では良いのですが、根気が必要だとか強い近視の視力回復はあまり期待できなかったりします。

それに対してレーシック・ICLなどの手術は、視力自体は0.01とかでも1.0以上にすることはできますが、その分リスクがあり中には訴訟問題に発展したケースもあります。

そして手術は年齢的に最低でも18歳以上、原則20歳以上が適応なので子供さんはできません。

 

オルソケラトロジーは子供さんでも「慎重処方」と言う扱いではあるものの、行なうことは可能です。

ただこちらもトレーニングよりは目へのリスクがありますし、止めると元に戻ってしまうという問題があります。

点眼薬は比較的容易使いやすいものですが、視力を回復する効果はなくあくまでも”近視の進行を遅らせる”と言う点にとどまります。

 

こうした色々な点を踏まえて、皆さんのご希望やできる・できないをよく検討して、ご自身やお子様にあったものをご選択ください。

一番おススメなのは「できるモノいくつか組み合わせてやる」ことですね。

例えばマイオピンとトレーニングを併用したり、オルソケラトロジーを行ないつつトレーニングも行なう人もいます。

 

流石にレーシックやICLをした上でトレーニングをするケースは今のところありませんが、「レーシックした後、視力が再び悪くなってきた」と言う人がトレーニングで視力を戻すケースは多々あります。

できれば視力が悪くなる前に、予防的に行なう方が楽なのはあるのですが、中々そうもいきませんしね。

とにかく一番マズいのは「近視や視力低下を放置する」ことなので、何でも良いのでとにかくできる事はやっておきましょう!

 

 

関連ページ:

強度近視はレーシック・ICLもできなくなります。

小児のオルソケラトロジーは「慎重処方」が原則です。

低濃度アトロピン点眼(マイオピン)について

 

 

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