15年くらい前の話です。
岐阜県にお住まいの小学校1年生の女の子が、夏休みの帰省を利用してセンターにご相談に来られました。
お母さんのご実家がこちらの方だそうです。
眼科で遠視性不同視弱視と診断され、右目は1.0以上ですが左目は裸眼視力で0.06。
メガネをかけても0.1がやっと見えるかどうか、という感じでした。
そこで「この子の左目はもう治らない。中学くらいまでメガネをかけといて、それ以降はメガネもしなくてよい」等と言われたそうです。
今でも印象に残っていますが、とにかくよく泣くお母さんで、「この子が不憫で・・・」とシクシク。
体験トレーニングで小さい環が見えたら、「すごい!見えた!」とまた泣く、といった具合でした。
すごく良いお母さんです!!
結局、普段はご自宅でトレーニングを行なっていただき、夏休みや冬休みなどの帰省中は、センターに毎日のようにくる形になりました。
3歳くらいの弟君もいて、よくトレーニングの邪魔をしていましたので(笑)、お母さんは大変だったと思います。
この話、続きます。