この記事をご覧になっている皆さんは、視力の回復を希望されている人達だと思います。
少なくとも「メガネ(コンタクト)で見えれば、視力なんか別にどーでもいい!」というような人達ではないでしょう。
でも、「どうしようか?」と迷っている方でもあると思います。
そこで今回は、レーシックとかオルソケラトロジーとか、そういったものはさておき、いわゆる視力回復トレーニング的なものをどうしようか?と考えている方向けのお話です。
「視力回復は絶対にやらないといけないか?と言われるとそういうものではない。
しかし、やらないよりはやった方が目にとっては良い。」
いきなり答えみたいになってますが、これが我々の考えです。
普通の近視・遠視・乱視であれば、メガネやコンタクトを装用すれば、日常生活に支障はなくなります。
且つとても楽チンですから、それはそれで決して悪いことではありません。
「メガネで見えれば別にいい」という人は、特にトレーニングをしなくても良いと思います。
でも、「できればメガネを外したい」「レンズを弱くしたい」「これ以上の低下を防ぎたい」というような場合、これらはメガネやコンタクトでは難しい部分になってきます。
こういう希望がある人は、トレーニングをやった方が良いと思います。
そのため、他所のセンターは知りませんが、京阪視力回復アカデミーでは、いわゆる勧誘みたいなことは、行なっておりません。
そしてこれからも行なうつもりもありません。
「やりたい人はやればいい。無理やりやらせるつもりはない」という、ある意味ちょっと冷たい感じでもあるのです。
ご相談に来られた方が「(申込するかは)帰って検討します」という場合は、別に引き留めたり説得したりも一切ありません。
あちこちでちょいちょい言ってますが、視力はそんなに簡単に良くなるものではありません。
視力回復のためには努力と根気が必要ですから、軽い気持ちで始めても結局続かず、視力も上がらずじまいになってしまいます。
それでは時間とお金の無駄ですから、そうなるくらいならやめといた方が良いです。
ネットで見ていると、「1日15分のトレーニングとか面倒で・・・」なんて書き込みがありましたけど、こんな人は特にやめときなさい!
「目に当てるだけ」「1日3分で視力回復!」みたいなものは、ハッキリ言って視力の回復はなかなか難しいです。
もちろん、やらないよりはやった方が良いでしょうけど、大幅な回復までは厳しいと思います。
腹筋をバキバキに鍛えたい人が、1日3分の筋トレだけで何とかなりますか?
なので、いまいちヤル気の無い人を強引にトレーニングをやらせたとしても、結局は視力が回復しません。
更にはもしかしたら「視力回復センター行ったけど、視力は上がらなかった」なんて口コミが出てしまったりすれば、それこそマイナスでしかありません。
こうしたことが「去る者は追わず」的な対応の理由なのです。
ただし、これがお子様の場合は少々事情が変わってきます。
何年もメガネの度が変わっておらず、近視が安定している大人と違って、子供の近視は進行・悪化の問題があります。
今は軽めの近視でも、5年後・10年後に近視が進行したときに、かなりの強い近視になってしまう可能性が高いのです。
視力低下が始まった年齢が低ければ低いほど、強い近視への進行が見られます。
そして近視が強くなればなるほど、眼病や失明の恐れが出てくるため、近視の進行を最小限に抑えることが求められるのです。
こうしたことから子供さんに関しては、できればトレーニングを行なった方が良いと思っていますが、その場合に求められるのが本人のヤル気というよりも、ご両親のヤル気の方です。
子供が「トレーニングつまんない!」なんて言い出した時に、きちんとできるかどうか。
家のトレーニングは難しくても、せめてセンターには連れてきてもらって、センターでのトレーニングはやるようにできるかどうか。
「トレーニングをやるのを本人も嫌がってるし、もうやめとこうか?」となれば、こちらとしても打つ手がありません。
これはもう本当に、ご両親次第だと思います。
視力が悪くなるのは、遠くを見ていない・見る機会が少ないことが原因の一つです。
遠くを見る時間を作ってあげることは、目のケアにもなってきます。
こうしたことが目にとって必要だと思う方には、トレーニングをお勧めします。
新学期に入ると、春の視力検査が始まります。
「去年は良かったのに悪くなってる!えらいこっちゃ!これは何とかせな!」という方は、是非一度ご相談ください。
「視力落ちてたみたいやけど、別にメガネでええんちゃう?」という方は・・・・。