Y・Sくん(13歳)
初回ご相談時の視力 右目0.07 左目0.05 両目0.08
最高到達視力 右目0.15 左目0.1 両目0.3
初回ご相談時の屈折度数 R-4.00D/C-1.00 L-4.50D/C-1.75D
トレーニングコース 週1回→隔週1回コース+自宅トレーニング
トレーニング期間 12ヶ月間
概要:
サッカー部でメガネが難しいが、裸眼でも段々見えにくくなってきた為センターへ来所。
年齢の割に近視が強い為、完全に裸眼でサッカーがOKになるのは難しい状態でした。
本人的には「まだギリギリ裸眼でもなんとかなる」とのことでしたが、これ以上近視が進行すると、裸眼でサッカーが不可能に近い状態になってしまいます。
そして年齢的には、まだ近視の進行が落ち着くまで、時間がかかると思われるので、しっかり進行予防をすることを第一に、少しでも視力を回復させていくこととなりました。
部活で何かと忙しく週1回通うのも微妙な様子でしたが、”トレーニングに慣れるまでは”とのご両親のご希望で、前半は週1回ペース・後半は隔週1回ペースという、少々変則的な通い方になりました。
もちろん、自宅でトレーニングも行ないます。
スタートして3~4カ月は順調に回復していきました。
毎月の視力測定の結果をみて「オレ、スゲー!」と、若干調子にも乗りつつ。
しかし、半年を経過するころから、部活の忙しさと反抗期?の影響でしょうか、センターでのトレーニングはしっかり頑張れていましたが、自宅トレーニングが減り始めました。
これは非常に危険な兆候です。
「試合でできなかった」「テスト前だから無理」「しんどい」言い訳は何種類も用意してましたが、「誰のためにトレーニングするのか?」と何度話したことか!
中〇病みたいなものもあったのかも???
部活の遠征など、仕方ない時もありましたが、それを口実にトレーニングをサボると、当然視力は上がらなくなってしまいます。
また、京阪視力回復アカデミーでは、トレーニングや視力測定時に、目つきを厳しくチェックしています。
目を細めたり、逆に大きく見開いたり、瞬きを必要以上にたくさんしたり。
こうした不自然な見方は、きちんと見えていない証のようなもの。
目の良い人はこれらの見方はしませんからね。
Yくんの場合、一番気になったのが「目を細めて見る」こと。
これもかなりしつこく注意して、一時期は気を付けられていたのですが、後半はめんどくさくなったのか、また目つきの悪さが復活してしまいました。
近視の場合に目を細めて見ると、遠くが少し楽になりますが、視力回復効果は下がってしまいます。
こうした事が後半の伸びなさという結果になってしまいました。
できれば両目の回復した視力くらいまで、片目で見えるようになって欲しかったのですが・・・。
ただ、なんだかんだ文句を言いつつもトレーニングを行なったおかげか、近視の進行はきちんと予防できました。
1年後は右目が平均-3.50D・左目が平均-4.00。少し軽くなってくれたので、これは非常に良かったと思います。
センター卒業後がとても心配されるケースですが、お疲れさまでした!
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