Y・Nちゃん(6歳)
初回ご相談時の視力 右目0.1 左目0.1 両目0.15
最高到達視力 右目0.5 左目0.4 両目0.6
初回ご相談時の屈折度数 R-1.75D L-1.75D/C-0.62D
トレーニングコース 週1回コース+自宅トレーニング
トレーニング期間 6ヶ月間
概要:
5年位前に通っていた方。
年中くらいから視力が悪いことはわかっていたそう。
初回のご相談はお母さんと来られましたが、お母さんは眼が良い方で、近視やメガネのことも「???」という方。
イマイチ子供の状況がよく分かっていなかった様子。
そのため、以下のような細かい説明を行ないました。
〇成長期のため、非常に近視の進行・悪化が非常に早い
〇このままだと大人になった時に、相当の強い近視になる可能性大
〇近視が強いと眼病のリスクが上がってしまう
〇完全に近視の進行を抑えるのは難しいと思う。何とか進行を最小限に抑えることを目標に
〇本が好きなので、視力回復サポートメガネは必要性が高い
〇遠く用のメガネは本人が見えない状況があれば作成するが、とりあえず無しの方向で
こうした話をして、お母さんにもご理解いただけた様子。
お父さんのお仕事の都合上、転勤の可能性があるため、ひとまず6ヶ月コースでスタートし、転勤が無ければ継続する、ということになりました。
トレーニングはお母さん・お父さんのご協力もあり、とても頑張ってできていました。
改善点としては本が好きすぎる事。
加えて年齢の割に集中力があること、この2点が大きかったです。
平均すると1日5冊前後、読書をしています。
休日は更に倍!という感じ。
そして集中すると、時間が経つのも忘れて没頭するタイプ。
お母さんが声をかけても全然聞こえていないそう。
本は読んでもいいんです。
ただ、なるべく一度に読む時間を短めに、こまめな休憩をとりつつ読むこと、これがとても大切です。
集中力があることは、視力回復トレーニングには非常にプラスに働きます。
そうした意味では非常に良いことなのですが、これが読書に集中力を発揮してしまうと、とにかくず~~~~~っと目の休憩も取らず読んじゃうんです。
これが一番マズい!
視力回復サポートメガネをかけているとはいえ、目の疲れがゼロになるわけではない為、定期的な休憩は必須。
ただし年齢から自発的な休憩は難しく、お母さんにこまめな声かけをお願いしましたが、大変だったと思います。
そんなんもあってか、後日超音波治療器ソニマックも購入されました。
これで目のケアに関しては、充実したと思います。
でも、休憩はしっかりするように!と念は押しておきましたけど。
視力も順調に回復していきましたが、半年後に転勤が決まり、センターは卒業となりました。
お母さんは”自宅のトレーニングは続けていく”と仰っておられました。
それを聞いたYちゃんは、ちょっと微妙な顔・・・。
センター卒業後は自宅トレーニングも卒業と思っていたみたい。
「まだ視力の再低下の恐れがとても高いので、トレーニング・サポートメガネ・超音波治療器など、今まで通り頑張って!」というようなことをお話すると、若干しぶしぶでしたが「うん」と言ってくれました。
本当にお疲れさまでした!!