K・Iさん(46歳)
初回ご相談時の視力 左目(裸眼)0.03 左目(メガネ)0.4
最高到達視力 左目(裸眼)0.08 左目(メガネ)0.9
初回ご相談時の屈折度数 L-5.50D/C-0.50D
トレーニングコース フリーコースセンタートレーニングのみ
トレーニング期間 12ヶ月間
概要:
右目はとある事情により義眼の方。
もちろん、右目の視力回復はできませんので、左目だけのトレーニングになります。
お仕事柄パソコンが多く、近視の進行や視力の低下が止まらず、「このままだと残った左目も見えなくなるのでは!?」とご心配されています。
近視の強さからすると、病的近視とまではいかないレベルなので、今の状態ならば眼病を発症する可能性は高くないと思われます。
ただ、問題は40代後半になっても近視の進行・悪化が止まっていないこと。
今使っているメガネは約1年8カ月前に作られたそうですが、少しずつ見えにくくなり0.4まで落ちてしまっています。
近視の進行からの更なる眼球の変形は、ご本人が一番恐れている”左目も見えなくなる”
可能性が上がってしまいます。
とにかく全力で進行を抑えることに取り組みました。
ご本人も「大幅な回復は望んでいない、とにかくこれ以上の悪化を防ぎたい」とのこと。
そういうご事情もあり、トレーニングは本当に頑張っておられました。
センターには少なくとも週3回以上はきっちり来て、トレーニング中も真剣そのもの。
仕事でパソコンが多かった日なんかは、トレーニングでも見えにくいことが多く、ご本人も凹むことがちょいちょいありました。
しかしへこたれることなくトレーニングを続けた結果、視力も順調に上がってきましたが、矯正レンズもトレーニング終盤には-4.50D位になり、そのおかげでメガネは0.9くらい迄見えるようになりました。
これにはご本人も大喜び!
後日ご本人からは「正直半信半疑で、”少しでも良くなってくれればよいな~”位に思って始めたけど、まさかレンズが軽くなるとは思わなかった。本当に頑張ってよかった」と仰っていただき、我々も本当に嬉しかったです。
ちょっと泣きそうになったのはナイショです。
Iさんのように目的意識や危機感がある方は、本当にトレーニングを真剣に行ないます。
パイロットや自衛官などを目指している方々も、回復の仕方は相当高いことが多いです。
同じトレーニングをやっていても、こうした意識の違いで結果は大きく変わります。
「視力がすごく悪いから」「近視歴が長いから」こういった理由で諦めている方、”病は気から”ではありませんが、気持ちを変えることで目も変えていけるかもしれませんよ?
Iさん、本当にお疲れさまでした!!