近視と遠視の屈折度変化データが発表されました。

3月15日に横浜市立大学医学部眼科学教室の研究グループが、神奈川県内の日本人を対象に解析したデータを発表しました。

概要は以下の通りです。

 

〇横浜市内のとある眼科を受診した患者が対象。
〇その中で5年間の経過観察ができた593,273眼が対象。
〇年齢は3歳~91歳。

 

その結果をグラフで表したのがこちら↓です。

20220315meguro-2
◇縦軸:屈折度数値  横軸:年齢
◇0.0より下に位置するほど近視化度合いが高く、0.0より上に位置するほど遠視化度合いが高いことを示す
出典:横浜市立大学 記者発表資料

 

今回は近視に絞って見ていきますが、この研究成果から読み取れることは

〇男女ともに5歳を過ぎたあたりから近視化が急激に発生する
〇特に6歳までに発生した近視は進行の度合いが非常に高い
〇8歳以降、進行の度合いがそれまでよりは緩やかになるが、15,6歳くらいまでは進行の度合いが高め
〇35歳以降に進行した度合いはかなり低い

といったところでしょうか。

 

低年齢の近視ほど進行の速度が速いことは、我々も常にお伝えしてきました。

そのことが改めて確認できたという思いです。

「近視の早期予防対策が非常に重要である」と、この研究発表でも言われていますね。

 

生まれた直後の遠視の状態から眼球が成長し、正視になるのがおよそ5,6歳前後と言われていて、その年代は眼球のサイズも大きく変わっていくのでしょう。

そのため6歳までの近視は進行の度合いが最も大きくなっています。

つまり小学校入学までに近視を発生させないことが、近視の対策に一つ大きい部分と言えます。
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また、6歳までに近視になってしまうケースの場合、以前にお話した遺伝的要因も大きいことが考えられます。
(※当ブログ記事「近視と遺伝のおはなし」参照)

その記事内容の繰り返しにもなりますが、ご両親や祖父母に近視の方が多い所は、できれば定期的に屈折度検査を行なうことをお勧めします。

それは次の2点が懸念されるからです。

①一般的に行われている3歳児検診では検査の精度が低いため、相当数の見逃しがあるだろうという事
②3歳児検診の次は6歳での就学時検診が一般的なため、その間3年間の近視発生が見逃されやすい事

 

小さいお子さんだと屈折検査も難しい場合がありますので、全員に行なえるとは言えません。

でもご自身が強度近視であるお父さん・お母さんには、なるべく早い段階でお子さんの目の状態チェックを行なうことをお勧めします。

京阪視力回復アカデミーに通っている方のお子様や、弟・妹さんの目の状態チェックは無料で行ないますので、ご希望があれば所員までお申し出ください。

 

また、皆さん「悪くなってから慌てて対策をとる」という傾向が強いようです。

人間はみんなそうかもしれませんけどね。

でも近視になってから進行を予防しようとしても、小さい子供さんは進行の速度からしても難しい場合が多いです。

目が悪くなる前から悪くさせないような対策と注意が一番だと思います。

 

 

そして18歳~20歳を超えるとさすがに近視の進行速度は緩やかになります。

なので小・中・高までなんとか近視の予防ができれば、その先大幅な進行はしにくくなると言えるでしょう。

あくまでも「進行しにくくなる」であって「進行しない」ではありませんので、お間違えの無いよう。

 

だって人によっては「学生までは目が良かったのに、就職してから目が悪くなった」なんて方もいますからね。

仕事で目を酷使する方は、その仕事を退職するまでは油断しない方が良いと思います。

細かい図面や絵を描く方などは、40代後半でもメガネやコンタクトの度数を上げないといけないという方もいますので。

 

 

今回の研究は約60万眼なので、およそ約30万人分のデータ(※1)と言えると思います。

日本人全体の近視人数からしたら、まだまだ少ない数です。

今後も同様のデータが出ることを期待します。

そして我々もその一端を担う者として、皆さんのお役に立てるよう精進していきたいと思います。

 

(※1:人間の目は2個あるので1人2眼となりますが、片眼しか検査しない場合もあるので【25眼】等と表記します )

 

 

参照ページ:

横浜市立大学 プレスリリース ※PDFが開きます。

 

関連ページ:

近視と遺伝のおはなし
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