2学期も始まりましたが、大阪ではコロナの影響で休校になったりオンライン授業になったりで、夏休みと変わらない!という声もチラホラと聞こえます。
そこで今回は初心にかえって近視の進行予防のために避けるべき習慣をご紹介します。
京阪視力回復アカデミーに通っている方だと知っている物ばかりだと思いますが、「わかっちゃいるけどやめられない♪」って人は、しっかり改善していきましょうね。
その1)本・スマホを机やテーブル以外で見る
さすがに床に寝転んでみている人はいないでしょうけど、よくあるのはソファで見ること。
その場合本もスマホも手で持って空中に固定してみるような状態になりますが、それは当然疲れます。
疲れてくればついついゴロンと寝ころんで見てしまったり、ひじ掛けにおいて斜め見をするような変な態勢で見てしまいます。
当然本屋スマホと目の距離も近くなりがち。
5~10分程度の短時間ならばセーフですが、30分やそれ以上見るような場合は必ず机かテーブルで見るようにしましょう。
机やテーブルで見る場合に気を付けたいのが、本やスマホをそのまま置いて上から覗き込むように見ること。
これは非常に目に良くない姿勢で、且つ首にも負担をかけてしまいます。
その対策にはブックスタンド・スマホスタンドを使用すると、背筋がピンとして非常に良い見方になります。
持っていない方は是非!
その2)ずーーーーーっと見ている
近くを見ることが近視の発生・進行原因なのはご存知だと思いますが、そうしいた作業を全く無しにするのは不可能でしょう。
年齢が上がるにしたがって勉強量は確実に増えていきますから、時間を減らすどころか逆に増えていくのが普通です。
1日4時間勉強するときに休み無しでずっと近くを見続ければ、目のピント合わせを司る筋肉(毛様体筋)への負担は相当苛烈なものになります。
例えば4時間ずっとランニングをしっぱなしにした場合と、30分毎に休みながらトータルで4時間ランニングするのとどちらが楽でしょうかね?
答えは言うまでもないですよね。
すこしでも負担を軽減するためにも、こまめにインターバルを入れながら勉強するようにしましょう。
理想は30分に1回程度の休憩ですが、少なくとも1時間に1回はとってほしいものです。
京阪視力回復アカデミーでは休憩の際には目の健康体操を1回行なうことと、遠方凝視で筋肉の緊張をほぐすことをご案内しております。
目の健康体操は↓こんな感じですので、皆さん是非どうぞ。
目 の 健 康 体 操 | ||
|
![]() なるべくゆっくりと |
![]() こめかみからマッサージ |
![]() 進み、首の付け根のところ までマッサージ |
![]() 抑えつつ、目の玉だけ 上を見る |
![]() |
![]() ⑤~⑦を3回繰り返し |
![]() それぞれ3回ずつ回す |
![]() なるべく大きく回す |
![]() なるべく大きく回す |
![]() なるべく大きく回す |
![]() なるべく大きく回す |
遠方凝視を行なうときのポイントは3つあります。
①距離は最低でも3m以上、できれば5m以上とる
寄り目の状態は厳密に言うと遠くを見ている状態にはなっていません。
それができるのが5m以上のため、極力5m以上距離をとりましょう。
②見つめるための目標物を設定する
何を見るわけでもなく漠然と窓の外を眺めていても、筋肉はなかなか動きません。
ただでさえ近くを見るように固まっていますからね。
「見えるか見えないか微妙なもの」「文字は読めるけどハッキリはせずぼやけている物」などを目標物にすると良いでしょう。
③目に力を入れずに楽な感じで見る
眉間にしわが寄るような力を入れてみるやり方はリラックスにはなっていません。
また、目を細めてしまうのも筋肉の動きを邪魔します。
普通の目つきで楽な感じでじーっと見るのがコツです。
その3)室内を必要以上に明るくする
暗すぎるのは目を近づけることになりますので避けるべきなのですが、逆に明るくしすぎるのも目には負担がかかります。
明るいと瞳孔を絞って目に入る光の量を制限しますが、この時に毛様体筋も緊張する動きをしてしまうのです。
30㎝離して問題なく見えているならば、それ以上明るさを追加する必要はありません。
30㎝離して文字が見えなくなる明るさは流石に暗すぎますので、その場合はスタンドなどで明るさ追加すればよいでしょう。
部屋全体を明るくするよりも、何か集中して見るときだけスタンドで明るさを足す方が、目の疲れは軽減できます。
食事中にめっちゃ明るくする必要、ありますか?
家族でおしゃべりするときに煌々と明るくする必要、ありますか?
そういった意味では室内の照明も白色光よりは電球色(オレンジっぽい色)がおススメです。
その方がリラックス効果もあるそうですし、お料理がおいしく見える色でもあるそうですよ。
照明器具を買い替える予定がある方は、参考にしてみてくださいね。
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