先週は夏季休暇のためこのブログもお休みさせていただきました。
週刊少年〇ャンプの合併号みたいなものと思ってください!!
さて、今回は遠視に関するお話です。
軽度の遠視だと遠方視力は良好なことも多く、身近に遠視で困っている方がいるのは少数派だと思います。
京阪視力回復アカデミーへのご相談でも、遠視の方は1割行くかどうかという感触です。
そのため、遠視の視力回復ってあまり一般的ではないようで、「遠視なんですけど大丈夫ですか?」というような質問もありますが、全然大丈夫です!
それどころか近視より遠視の方が裸眼視力は上げやすいんですよ!
その理由として大きいのが「遠視は進行・悪化しない」ということ。
近視はどうしても進行の恐れがあり、特に低年齢の子供ほど進行しやすいです。
でも遠視は子供でも進行することがありません。
遠視はピント合わせをしない状態では、焦点が網膜の後方にずれます。(下記画像参照)
この状態で眼球が成長していくと、後方にずれているピントが少しずつあっていきます。
遠視が悪化するどころか逆に良くなっていくのです。
近視は完全に逆で、ピント合わせをしない状態では焦点が網膜の前方にずれます。(下記画像参照)
この状態で眼球が成長していくと、どんどんピントのずれが広がってしまいます。
つまし近視が進行してしまうのです。
大人で成長期が終了している遠視だと遠視度数の軽減は難しいですが、子供さんなら全然大丈夫。
小学生くらいならほとんどの子が遠視度数が軽くなっていきます。
ですので小さいお子さんで遠視が結構強い子でも、あきらめるのはもったいないですよ!
裸眼視力の上げ幅は遠視の度数によって違いますから、今は裸眼視力を1.0までもっていくのは難しいかもしれません。
でも、これから遠視の度数が軽くなっていけば、その可能性が少しずつ高まっていきます。
今の遠視の度数的に最大限可能な範囲まで視力を上げておいて、今後の成長を見守りましょう。
上記の話は遠視性弱視のケースにも、もちろん当てはまります。
そのため京阪視力回復アカデミーでは弱視が完治した後、裸眼視力のアップも図っていきます。
遠視の度数次第ですが、弱視完治後メガネを外せるようになってケースなど、決して珍しいものではありません。
一つだけ誤解ないようにしていただきたいのが、強い遠視では眼球の成長による遠視度数軽減が起こっても、完全に遠視が消えないこともあります。
その場合は裸眼視力のアップもある程度のレベルで限界が来ますので、必ず初回の視力回復見込みチェックの際にご案内しております。
経験則且つ個人的意見ですが、子供さんで+4.0D以上の遠視だと、大人になっても遠視が残るような印象ですね。
多くの眼科では弱視は矯正視力が出てしまえばそこで治療完了、という感じですが、我々はそこから裸眼視力のアップも目指していきます。
遠視が強くてお悩みの方、あきらめずに一度ご相談ください。
ハッキリ言って遠視の方が視力回復はできますよ!
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