新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
新年一発目は、未だに根強い3D視力回復アプリ(もしくは本など)について、お話したいと思います。
昔は本屋さんに「マジ〇ルアイ」という、3D視力回復の本がたくさん発売されていました。(今でもあるのか?)
しかし今はスマホの無料アプリに移行している様子。
iphone系のapp storeや、android系のGoogle playで検索しても、少なくない数のアプリが出てきます。
目的は眼筋トレーニングを行なうことのようですが、「なぜ3D画像を見ることで眼筋トレーニングになるのか?」ということの解説がほとんどありません。
「このアプリで眼筋トレーニングができます」・・・なるほど、どういう原理?
この原理がまず出てこない。
とあるサイトに、3D視力回復アプリの解説がありました。
そこには「3D視力回復アプリはなぜ効くのか?」という疑問への解説が「目の筋力低下を改善するアプリだから」としか書いてありません。
聞きたいのは「このアプリでなぜ目の筋力低下が改善されるのか?」ということなんですが・・・
逆に眼科医の解説したサイトもありました。
こちらは3D視力回復の効果を完全に否定していて、かなりボロクソです。
でも、筆者とほぼ同意見です。
気になる方はhttps://diamond.jp/articles/-/186831からどうぞ。
眼科医の先生は”3Dアートは逆に目を疲れさせる”と仰っています。
私もそうです。
一時期3D用のテレビが出たときに試してみたところ、ものの5分ほどで目の疲れがひどくて、それ以上は見てられませんでした。
また映画「アバター」の影響で、一時期3D映画が数多く作られましたが、ここ最近はかなり少なくなったように思います。
2017年の全米3D映画の興行収入は、アバターが公開された2009年以来、過去最低だったそうです。
減少した原因はいろいろあるでしょうが、目の疲れなんかも影響しているのでは?と勝手に思っています。
別に【3D画像やアプリを見てはいけない!!】なんてことを言うつもりは全くありません。
好きで楽しむ分には良いんじゃないでしょうか。
ただ、全く根拠もなく「3D視力回復」等と言うのは、止めてほしいものです。
皆さんもご注意ください。