今年も残すところあと3日となりました。
京阪視力回復アカデミーの2018年は、店舗移転があったりして、色々とバタバタした年でしたが、多くの皆様にご来所いただき、充実した年だったと思います。
来年もたくさんの皆様のご来所をお待ちしております。
さて、来年はイノシシ年ですね!
それにちなんでイノシシの目についてご紹介しましょう。
まずイノシシの視力ですが、実はイノシシの視力を調べたデータは無いそうなのですが、豚だったらわかるらしく、人間でいうところの0.1を少し下回る程度だそうです。
ちなみに0.1の視力は、5mから直径7.5cmの環にあいている、1.5cmの切れ目が判別できるもの。
この0.1は無いという視力らしいので、4mか4.5mあたりからだと判別できるのでは。
これを距離を10倍にした場合、【50m離れたところから75cmの大きさについている15cmの切れ目】が微妙に見えるかどうか?という状態です。
まあ、ハッキリとは見えないまでも、ある程度ひらけたところなら、人間の存在は判別できる感じでしょうか。
あと色彩に関しては、青色はかなり明瞭に識別できるそうですが、赤や緑系統は見えにくいそうです。
これは本来イノシシが”夜行性”ではなく”昼行性”であることを示しています。
夜行性なのは人間を避けるため、という目的が強いようで、実際人間に遭遇しないような生息地では、昼間に行動することが多い、とのこと。
視力0.1未満では夜に行動するのは大変そうですが、実はイノシシさん嗅覚が犬並みに効くそうで、目よりも鼻でいろんなものを認識しているそうです。
鼻先はとても柔らかく動きも繊細で、触る・こねる・突くといった色々な動きもできるので、夜でも昼間と変わらず行動ができるんでしょうね。
よくイノシシは「猪突猛進」と言われるように、何も考えず突進していくようなイメージですが、実はとても臆病で慎重な性格だそうです。
記憶力も高く危険な場所は結構覚えていて、どこでも気にせず突撃するようなことはしないようです。
ただし、安全なことがわかると気にせず自由な行動をする面もあり、その辺で「猪突猛進」的な話になったのかもしれませんね。
今年のブログ更新は今回が最後です。
また来年もよろしくお願いいたします。