視力回復の仕組み
初期の近視では目の中にあるピント調節を行なう筋肉(毛様体筋)が、近くにピントを合わせた状態で凝り固まってしまい、遠くにピントが合わなくなることが原因です。(⇒屈折性近視)
そして更なる近視の進行に伴って、眼球自体が後方に肥大するような変形を起こし、今まで以上にピントのずれがひどくなります。(⇒軸性近視)

この固まってしまった筋肉を徐々にほぐし、遠くにピントを合わせられる目へと戻すリハビリ的な内容の視力回復法です。
ただし、変形してしまった眼球を元に戻すことはできませんので、近視が強くなるほ高い視力までの回復は難しくなります。


薬物等は使用せず、本来自分の目が持っている能力の取り戻すリハビリ的な内容ですので、眼への危険性は全くありません。
レーシックやICLのように眼に傷をつけることもありませんので、後遺症や合併症の可能性もありません。
京阪視力回復アカデミーでは4歳前後から50歳台前半の、幅広い年齢の皆さんが視力回復を達成しています。
視力回復体験者の声はこちら
目の状態による回復の可能性
どのような目の状態でも1.0以上まで回復できる訳ではありません。
近視・遠視・乱視の度数が軽ければ、良い視力まで戻せる可能性があります。
強度の場合でも全く可能性が無いというケースは少なく、ある程度の視力までなら回復できるケースが大多数です。
回復の目安は下記の一覧を参考にお考え下さい。
(⇒視力回復見込みチェック)
軽度近視 (-0.25D~-1.0D位) 平均裸眼視力 0.5~0.8前後 |
2カ月~半年前後で 0.9~1.0以上 メガネ不要を目標に |
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中度近視 (-1.25D~-2.0D位) 平均裸眼視力 0.1~0.4前後 |
半年~12ヶ月前後で 0.5~0.8以上 メガネの先延ばしを目標に |
強度近視 (-2.25D~-4.0D位) 平均裸眼視力 0.05~0.1前後 |
12ヶ月前後で 0.2~0.5以上 メガネの常用回避を目標に |
最強度近視 (-4.25D~) 平均裸眼視力 0.01~0.04前後 |
12カ月以上で 0.1以上 進行予防とレンズ度数の軽減を目標に |
遠視 | 軽度~中度遠視は1.0以上で、遠方視のメガネ不要を目標に 強度遠視は0.5以上で、レンズ度数軽減と眼精疲労緩和を目標に |
乱視 | 軽度~中度乱視は1.0以上を目標に*1 強度乱視は0.5以上を目標に*1 |
弱視 | 矯正視力(レンズの視力)1.0以上*2、 裸眼視力を最大限上げて*3、メガネを外せる時間を作ることを目標に |
*1 乱視は単独ではなく、近視・遠視と併発していることが非常に多い為、近視・遠視の強さによっても回復の見込みが変わってきます。
*2 年齢によっては視力回復が難しいケースが高くなります。
*3 弱視完治後の裸眼視力の回復見込みは、近視・遠視・乱視の度数によって変わります。
トレーニング効果は確認済み
当アカデミーの視力回復トレーニングは、国立病院の眼科医の手により行なわれた臨床治験にて、視力回復効果が確認されています。
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当時の厚生省(現厚生労働省)に提出された臨床治験報告書。
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当センターの視力回復者を、ほんの一部ですがご紹介します。
医者からみた視力回復トレーニング

私の娘と息子の視力が低下した時、こちらの視力回復トレーニングを知りました。
友人に眼科医もいますがメガネしか勧めないので、一度トレーニングなどの説明をうけることにしました。
話を聞いてみると「リハビリ的な見る力を回復させるトレーニング」ということと「子供に十分回復の可能性がある」ということで、視力回復トレーニングを始めることにしました。
私は外科医のため専門外ですが、「近視は普通の病気ではなく目の使い方が原因で発生するもの」「病気とは違って”治療”するものではない」と思い、リハビリ的なトレーニングが必要であると考えました。
薬を使うにしろ手術を行なうにしろ、病気やケガを治せるのは身体自身が持つ治癒力です。
個人的に、医者はその治癒力を引き出す環境を作ったり、治す手助けをするのが仕事だと思っています。
視力回復トレーニングも同様に自分で回復させる、「治してもらう」というよりは「自分で治す」という方がメインであると理解しています。
努力は必要ですが、手術等とは違い失敗とか副作用などのリスクはないので、子供達にも安心して受けさせることができました。
実を言うと子供にメガネをかけさせることも考えましたが、メガネは「視力回復」ではなく「視力矯正」であって、レンズで見ることに依存してしまう恐れがあると考えました。
それは足をケガした人に治療をするのではなく、ずっと車イスに乗せる事と同じようなことだと思います。
でもメガネを使う事が悪いとまでは思っておらず「基本は自分の眼で見ること、どうしても支障がある時だけメガネを使用していく」という風に考えました。
こちらの視力回復アカデミーのトレーニングや指導・考え方は、理にかなったものであると思います。